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CD №05-01

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第4節 使用貸借契約

使用貸借契約は、不動産などをタダで貸し借りするときの約束事(契約)だ。
A所有の建物をBにタダで貸すときの、A(貸す人)とB(借りる人)の関係が典型だ。
難しく定義すると、使用貸借契約とは、当事者の一方がある物を引渡すことを約し、相手方が、その受け取った物について無償で使用及び収益をして、契約が終了したときに返還することを約することによって、その効力を生ずる契約ということになる。

            

使用貸借契約は、申込みの意思表示と承諾の意思表示が合致するだけで成立し、申込みの意思表示を受けた承諾の意思表示の他に、借主が貸し借りする「物」を受け取ることを「要」しない。そこで、こういう契約を諾成契約という。現代社会では親族等ばかりでなく、経済的な取引の一環として(例:会社で深夜まで働く代わりに社宅的な建物をタダで貸す)使用貸借が行われることが多くなったので、令和2年の改正で諾成契約化された。
ところで使用貸借契約では、「借主」が死んだときは、借りる権利が借主の相続人に相続されることはなく、使用貸借契約自体が終了することになっている。
なお、「貸主」が死んだときは、貸す義務が貸主の相続人に相続され、使用貸借契約は終了しないことになっている。

過去問
 
Aは、自己所有の建物について、災害により居住建物を失った友人Bと、適当な家屋が見つかるまでの一時的住居とするとの約定のもとに、使用貸借契約を締結した。Bが死亡した場合、使用貸借契約は当然に終了する。(○)

宅建業法上、宅建業者の「取引」に直結する契約の「種類」には、売買契約・交換契約・貸借契約の3つがあるが、貸借契約という言葉は賃貸借と使用貸借を合わせた総称だ(3㌻参照 * )。



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