1. 宅建の迷物図書館 >

  2. 参考書・テキストTOP >

  3. 民法・権利関係の目次  >

CD №13-02

本文の解説↓

過去問解説 各過去問の下

印刷教材では、この下115ペ ージ

第1節 消費貸借契約

消費貸借契約は、お金など、使って消費してしまうものを貸し借りするときの約束事(契約)だ。お客さん(借りる人)が、銀行(貸す人)とローンを組む関係が典型だ。
難しく定義すると、消費貸借契約とは、当事者の一方(借主)が種類、品質及び数量の同じ物をもって返還することを約して、相手方(貸主)から金銭その他の物を受け取る契約 *だ、ということになる。



(1)
消費貸借契約は無利息が原則だ。
現代の常識に反するようだが、利息をとることを禁じたキリスト教の古い教えに由来する。だから、消費貸借契約を締結した場合、特約(別段の定め)がない限り、貸主は利息を請求できない。

過去問
 
AのBに対する貸金に関し、AB間で利息について別段の定めがないときは、Aは、利息を請求できない。(○)

印刷教材では、この下116ペ ージ

(2)
消費貸借の借主が、借りた物を返還する場所は、原則として債権者の現在の住所だ。したがって、特約(別段の定め)がない限り、借りたお金は債権者の現住所で返済しなければならない(66㌻2-4参照 *)。

過去問
B  
AのBに対する貸金に関し、AB間で返済場所について別段の定めがないときは、Bは、Aの住所で返済しなければならない。(○)

(3)
消費貸借の借主が、借りた物を返還する時期は、次の通りだ。

確定期限 * が定められている場合
…その確定期限が到来する時
不確定期限 * が定められている場合
…その不確定期限が到来したことを債務者(借主)が知った時 *
期限の定めがない場合 *
…債務者(借主)が債権者(貸主)より返済を催告されて * から相当な期間 * が経過した時(84㌻c.参照 * )
だから、期限の定めがない場合は、貸主は相当の期間を定めて、借主に返済を催告できる。
停止条件付き(例:宅建試験に合格したら履行する)の場合
…債務者が条件成就を知った時

過去問
C  
AのBに対する貸金に関し、AB間で返済時期について別段の定めがないときは、Aは、相当の期間を定めて、返済を催告することができる。(○)


このページのTOP ▲



【民法・権利関係】の目次ページ