音声 №06-03

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2 建築(住宅)着工統計

(1)
建築着工統計とは、どのくらいの新しい建築物が建て始められたかとか、新設建築物の着工床面積(あるいは1戸当たりの平均床面積)はどのくらいかに関する統計だ。そして、建築着工統計のうち住宅だけを取り出したものを、住宅着工統計という。国土交通省が出している。

(2)
出題されやすいのは、「令和2年」の新設住宅着工統計に関する数字だ。具体的には次の表になる。


「令和2年」の新設住宅着工統計
  持家系住宅 貸家系住宅 総戸数
  分譲住宅
建て売り又は分譲の目的で建築するもの

持家
建築主が自分で居住する目的で建築するもの

貸家
建築主が賃貸する目的で建築するもの

給与住宅
社宅または公務員宿舎

令和2年 24万
=10.2%減
=6年ぶり減
26万1千
=9.6%減
=前年比減
30万7千
=10.4%減
=3年連続減
7千
=13%増
前年比増
815
9.9%減少
=4年連続減

※ 表中の、

「令和2年」の新設住宅着工統計のゴロ合わせ

新設着工、
背後にまわって 
815千 
救急車を呼んだら 
9.9% 
4年連続で減っちゃった
4年連続の減少

※「令和2年」新設住宅着工統計の補足

「令和2年」の「総戸数」は81万5千であり、前年比では9.9%減、4年連続の減少だった。持家、貸家及び分譲住宅が減少したため、全体での減少となった。

「令和2年」の「分譲住宅」は、24万であり、前年比では10.2%減、6年ぶりの減少だった。内訳は、マンション11万8千(前年比8.4%減、前年の増加から再びの減少)、一戸建住宅13万1千前年比11.4%減、5年ぶりの減少)だった。

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「令和2年」の「持家」は、26万1千であり、前年比では9.6%減なので、前年比減少だった。

「令和2年」の「貸家」は、30万7千であり、前年比では10.4%減、3年連続の減少だった。

「令和2年」の「給与住宅」は、7千であり、前年比では13%増なので、前年比増加だった。


過去問
F  
建築着工統計(国土交通省、令和3年1月29日公表)によれば、分譲住宅の着工戸数は、マンション、一戸建住宅ともに、令和2年は令和元年に比べ増加している。(×)

G  
建築着工統計(国土交通省、令和3年1月29日公表)によれば、令和2年の新設住宅着工戸数は、前年の新設住宅着工戸数を下回っていた。(○)

H  
建築着工統計(国土交通省、令和3年1月29日公表)によれば、令和2年の持家の新設住宅着工戸数は約26.1万戸となり、前年比減少となった。(○)

I  
建築着工統計(国土交通省、令和3年1月29日公表)によれば、令和2年の新設住宅着工戸数は前年比0.3%の増加だったが、新設住宅のうち、持家の着工戸数は前年比1.9%の増加となった。(×)

J  
建築着工統計(国土交通省、令和3年1月29日公表)によれば、令和2年の貸家の新設着工戸数は約26.1万戸となっており、3年連続の増加となった。(×)

(3)
住宅着工統計では、新設住宅の着工床面積も出している。それによると、

過去問
K  
住宅着工統計によれば、令和2年の新設住宅の着工床面積は、前年比約4.2%増で、2年ぶりの増加となった。(×)


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