宅建の迷物図書館 >> 【宅建試験】受験者・関係者の叫び

不動産業者からのアドバイス

<前略>

【知識1】
「工事完了前の物件(未完成)で、許可等の処分(開発許可・建築確認など)が『ない』場合は、広告を開始する時期と契約を締結する時期が規制される。」

【知識2】
「物件が工事完了前(未完成)のときは、『工事完了時の形状・構造、その他国土交通省令で定める事項』を重要事項として説明しなければならない。」

受験生のみなさんは、【知識1】と【知識2】の関係において、特に【知識2】で、つまづくようです。

私も、つまづきました。

完成してないのに、なぜ重説(重要事項説明)なんかしなきゃいけないの?
と立ち往生しちゃったんですね。

ここでは、私が勝手に作った「ルール」に沿って、説明してみます。
身近な例に置き換えるのです。

(1)寿司屋が店を出すには保健所の許可が必要である。
(2)寿司の広告は、(1)の許可を受けてからでなければならない。
(3)(1)と(2)が済んでいれば、注文を受けてよろしい。
(4)注文を受ける際、ネタが何かを説明しなければならない。

【知識2】の場合は、【知識1】で,許可等の処分が『ある』のが前提だったんですね(私のルールでは(1)と(2)をみたす)。

今、既に(1)と(2)が済んでいる場合、寿司屋は,もうお客さんから出前の電話を受けていいんですよね。

でもお寿司って、普通は電話を受けてから作りますよね。

これが『未完成お寿司の売買契約』です。

ところで、「特上は5,000円です!」とか言われても、何が入っているかわからないと、お客さんとしては不安です。

「特上」なのに、のり巻きの中味がキュウリ(河童巻き)じゃ期待を裏切られることもあるわけで…。

そこで業法(宅地建物取引業法)では,(4)のような定め【知識2】が設けられた訳なんです。

たかだか 5,000円ならいいですよ。
でも 5,000万円だったりなんかしたら、お客さんをちゃんと保護しなくちゃいけません。
これが業法です。

私は不動産屋なのに、自分の不動産を買ったことがありません。
大半のみなさんも、おそらく同じでしょうか。

「不動産」という高額なものの学習でイメージが湧きにくいようでしたら、身近な例に置き換えるのも手ですよ。

<以下省略>


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