宅建の迷物図書館 >> 【宅建士試験】良くある質問と回答(Q&A)

更新:2019年11月3日

独学で宅建士試験を目指す人のための、質問と回答のコーナーです。
質問部分は原文を簡略化してあります。


模擬試験は受けるべきですか?
受けるとして注意点は?

【回答】

模擬試験を受けることの効用は、
(1)試験の雰囲気に慣れることができる
(2)本試験での解答方法・時間を訓練できる
の二つだけです。
以上を前提に、独学で宅建合格を目指す方を対象に、お答えします。


【模擬試験は受けるべきか?】

「本番であがりやすい人」または「試験慣れしてない人」は、受けたほうがいいでしょう。
宅建の受験経験・受験回数を問わず妥当します。

試験の雰囲気に慣れることができ、本試験での解答方法・時間を訓練できるのが、何といっても模擬試験の効用だからです。

逆に言えば、
「本番であがらず」かつ「試験慣れしてる」人は、模擬試験なんか受けないで大丈夫。
受けても、時間とお金の無駄でしょう。


【受ける際の注意点は?】

(1)会場受験の模擬試験を受ける。

通信教育形式ないしWeb上では、「試験の雰囲気に慣れることができる」という効用が期待できないからです。
受けるなら、通学予備校が実施する会場受験にしましょう。

(2)大規模に実施されるものを選ぶ。

本試験は一つの教室に200人以上収容して実施されることも多いです(特に大都市)。
だから少人数の教室で行われる模擬試験は、「試験の雰囲気に慣れることができる」という効用からすると、だいぶマイナスになります。
自分でよく調べてから、大規模に実施されるものを選ぶのがコツです(私は教えません!)。

(3)宅建の全科目を一通り勉強しないうちは受けない。

自信を失うだけだから…。

(4)模擬試験で新しい知識を吸収しようとは思わない。

繰り返します。

模擬試験を受けることの効用は、
(1)試験の雰囲気に慣れることができる
(2)本試験での解答方法・時間を訓練できる
の二つだけしかないです。

だから、模擬試験で新しい知識を吸収しようとは、決して思わないで下さい。

予備校は営業方針の一環として、本試験より難しい問題をわざと出題することがあります。
皆さんを低い点数に誘導すると、オプション講座を申し込む人が多くなるからですね。
これに惑わされると、せっかくお金まで払ったのに、逆に頭を混乱させられちゃいます。

なお、模擬試験で出題された問題の復習なんて、やめといたほうがいい!
予備校関係者の問題作成能力(重箱の隅を突っ付かないで差の付く問題を作る能力)は、当然のことながら、本試験の出題者とは比べものにならないからです。


「今年出そうな問題を予想してくれる」から模擬試験を受ける、という人が多いです。
でも、予備校の予想問題は、ほとんど当たりません。
「50題中38問当てた!」なんていう宣伝は、誇大広告もいいところ。
過去問だけ500題も解いておけば、いつの年だって、50題中40問以上関連してくるんですよ!

(5)絶対に点数や順位を気にしない。

宅建士試験は下剋上!
昨日の優等生が今日は青テント! なんていうことはザラ。
その逆もザラ。
とすれば、点数や順位を気にすることほどアホらしいことはないです。


【追 記】

「本番であがりやすく」または「試験慣れしてない」人でも、地理的に、会場受験の模擬試験を受けるのが困難な場合もあるでしょう。

そういう方は、年度別に編集された過去問集を買って、1年分ごとに、「自宅以外の場所」で解く練習をして下さい。

自宅以外の場所で一番オススメなのは、「公共の図書館」です。
閲覧室のあのシーンとした雰囲気を、宅建の受験会場にみたてて、一年分2時間(5問免除者は1時間50分)、ちゃんと時間を計って解いてみるのです。
材料は、あくまで年度別に編集された過去問集ですよ!

なお宅建倶楽部では、令和元年10月に、宅建試験のWeb無料模試(模擬試験) | 令和元年度(2019年度)を公開しました。
この無料模試は、2020年度についても同時期に公開する予定です。

PDFファイルで印刷して(用紙サイズは本試験と同じA4判 - 市販の大型本とやらに使われているB5判より一回り大きいサイズ - がベスト)、公共の図書館など「自宅以外の場所」でやれば、年度別に編集された過去問集を買うよりいいと思います。
この無料模試は、過去問ベース(作り方は正誤を逆にする等)であり、過去問の理解度を確認することだけを目的にしています。
だから、出もしない重箱の隅をつついて、皆様の頭を混乱させることはしません。

最後に、「市販の予想問題集はやらない方がいい!」と申し上げておきます。
予備校関係者の問題作成能力(重箱の隅を突っ付かないで差の付く問題を作る能力)は、本試験の出題者とは比べものにならないからです。




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